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賃貸物件でネット設備は導入すべき?「インターネット完備」 「インターネット導入可」 物件

2023/01/09

賃貸物件でネット設備は導入すべき?

賃貸物件でネット設備は導入すべきなのでしょうか?データを交えて解説します。

 

○約9割の世帯がインターネット機器を保有

総務省の調査によると、9割の世帯がスマートフォンを含むインターネット機器を保有していることがわかります。スマートフォンでネットを利用する際も、データ通信量や速度の問題を解消するためにWi-Fiを利用するケースを考えると、インターネット設備の需要は高いと言えるでしょう。

 

○不動産情報サイトの検索項目に入っている

また、不動産情報サイトの検索項目では「インターネット設備」や「インターネット完備」といったワードが選択できます。ユーザーが物件情報を探す際にこれらのワードにチェックを入れると、インターネット設備を導入していない物件は、検索結果に表示されないことになってしまいます。

 

○インターネット設備で入居を決める人もいる

令和4年に全国賃貸新聞に掲載された「この設備がなければ入居が決まらないランキング」によると、「インターネット無料」が単身者向けで3位、ファミリー向け6にランクインしています。また、「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まるランキング」では、単身者向け、ファミリー向け双方で「インターネット無料」が1にランクイン。単身者向け3位、ファミリー向け4位には「高速インターネット」もランクインしています。上記よりネット設備は需要が高いことがわかり、導入したほうがユーザーに物件が選ばれやすくなるでしょう。

 

ネット設備の違いで変わる入居者の印象

一口にネット設備といっても「インターネット完備」と「インターネット対応」では、入居者の印象が異なります。ここでは、ネット設備の導入状況の違いごとに、入居者から見た印象や、注意点などを解説します。

 

○「インターネット“完備”」の物件 

「インターネット完備」とは、ネット回線やプロバイダ契約が済んでいる状態のこと。入居者にとって、「インターネット使用料がかからない」ことはもちろん、「自ら回線工事を行わず、入居日からすぐにネットを利用できる」「解約時の違約金がかからない」などのメリットがあります。一方で、デメリットとしてあげられるのが「プロバイダを選べない」「家賃が割高」「複数の入居者が同時に利用すると、回線速度が遅くなる」などです。とくに、回線速度に関しては、ネットを快適に使用したい入居者にとって、大きなマイナスポイントになるでしょう。入居者がインターネットを快適に利用できるよう、ネット回線の品質を管理するなどの配慮が求められます。  

 

○「インターネット“対応”」の物件   

「インターネット対応」とは、インターネットの回線工事のみが済んでいる状態のこと。入居者から見たインターネット対応のメリットは、自分の好きな回線やプロバイダを自由に選べる点にあります。実際にインターネットを導入するには、入居者自身が回線やプロバイダの契約を行う必要があるため、利用まで少し時間がかかる点や、契約の初期費用がかかる点がデメリットになるでしょう。また、オーナーさんの注意点としてあげられるのは、家賃設定です。入居を検討する人は、立地や間取りが近い条件で、「インターネット完備」の物件と「インターネット対応」の物件を比べる可能性があります。インターネット導入に伴う家賃の設定や市場状況(競合する物件の状況)については自己判断せず、積極的に相談していきましょう。

 

 

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