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2017年公示地価、住宅地が9年ぶりに上昇。その理由は?

2017/04/03

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公示地価、住宅地が9年ぶりに上昇に転じる

こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。

 

国土交通省が3月21日、2017年1月1日時点の公示地価を発表しました。

 

住宅地は全国で0.022%プラスと、僅かではあるものの9年ぶりに上昇に転じました。

 

長引く低金利でお金を借りやすいことや、住宅ローン減税の効果などによって需要が支えられていることが、下げ止まりの要因だと言われています。

上昇率トップ10のうち7地点は、仙台市東西線沿線

東京、大阪、名古屋の三大都市では、住宅地の公示地価は、前年と同じ0.5%の伸びに留まりました。

 

三大都市の特に中心部では、すでに富裕層でないと買えないほどに地価が上がっており、上昇は頭打ちではないかとも言われています。

 

一方で、地方中核都市の札幌、仙台、広島、福岡の4市では、2.8%と高く伸びています。

 

特に仙台は、全国の上昇率トップ10のうち7地点を占めているほど、目立って上昇しています。

 

その理由は、2015年12月開業の仙台市地下鉄東西線です。

 

上昇率トップ10に入った7地点はすべて、その東西線の沿線なのです。

 

東西線開業を機に、中心街へのアクセスが良いエリアに新居を構える新住民が増えたことが、地価が上昇した主な要因となりました。

土地の価格を動かすのは人の動き

この仙台市の例のように、土地の価格が変化する大きな要因となるのは、人の動きです。

 

このほかに、天災が関係する場合がありますが、これは予想できるものではありませんよね。

 

一方で、人の動きは、ある程度の予測ができるもの。

 

やはり便利な場所には人が集まり、人気になります。

 

ちなみに、公示地価は一年に一回、毎年1月1日時点の地価を発表するものです。

 

年の途中で土地の価格を大きく変動させるような出来事があったとしても、翌年までは更新されません。

 

実際に取引されている実勢価格を知るには、実際の取引事例を確認したり、不動産会社に確認する方法があります。

 

土地の価格を知りたい近隣の売り出し価格を確認する方法もありますが、売り出し価格は売主の希望する価格なので、実際に取引されている価格よりも少し高めの設定になっていると考えたほうがよいでしょう。

 

土地の価格の動きは、データだけで予測するのは難しいものです。

 

日頃から、人の流れが変わるような出来事がないか、どこかに人が集中しそうな兆しがないか、人の動きを意識しながら、周辺の地価動向に目を光らせておきたいですね

 

 

文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部

2017/04/03

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