豊かになるために知っておきたい資産形成の公式
2016/03/25
- 資産形成には方程式がある
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
今よりも豊かになるための方程式があるとしたら、どうでしょう?
もちろん知りたいですよね!
実は「資産形成の方程式」と言われる公式があるのです。
資産形成 =(収入-支出)+ 資産×運用利回り
これが、その方程式です。
「なんだ、それだけ?」と思われるかもしれませんね。
- ピケティの「r>g」を資産形成の方程式に当てはめて考える
資産形成のために覚えておきたい式が、もうひとつあります。
ピケティ氏の唱える「r>g」の方程式です。
r(資本収益率)>g(経済成長率)
これは、資本収益率は経済成長率を上回るというものです。
「資本収益率」というのは、不動産や株などの資産が生み出す利回りです。
「経済成長率」は、給与所得の伸び、つまり賃金だと考えればわかりやすいでしょう。
つまり、働いて給与が上っていく伸び率よりも、不動産や株などの資産の成長のほうが早いということです。
(参考記事:サラリーマンのための、実践・ピケティ理論)
さて、ここでもう一度、先ほどの「資産形成の方程式」に戻ってみましょう。
資産形成 =(収入-支出)+ 資産×運用利回り
資産×運用利回りの部分が、まさにこのr(資本収益率)となっていますよね?
収入を増やしたり、支出を減らすことももちろん大切です。
ですが、収入を増やすことよりも、よりお金持ちになりやすい方法は「資産運用」だということになります。
- 資産を形成するためにやるべきことは2つ
つまり、資産を形成するためにやるべきことは、
1. 収入を増やして支出を減らし、手元に残るお金を最大にする
2. そのお金を使って、お金を生み出す資産を買う
この2つしかないということです。
こう書いてしまうと、なんとも簡単な話に見えますが、
節約をして、お金を貯めて、そのお金で資産運用をすることが大切であるということに、
中流以下の生活をしている人の多くは気がついていないのです!
そのために、ほとんど利息のつかない積み立て貯金をコツコツしながら、
利息が高いローンで買い物をするというような、ちぐはぐなことをやってしまいがちなのですね。
お金持ちは、お金に縁のない人より特別に優れていたり、特別に賢いのではありません。
こういった、お金を増やす簡単な仕組みを知っていて、お金が増えるような使い方をしているのではないでしょうか。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2016/03/25