なぜ「よい借金」を実践できるのか?
2015/09/24
- 「借金はだめ」「貯金」は正しい考え方なのか
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
地方に住んでいると、どちらかというと情報を入手するのが苦手な人や
新しい時代の波に乗れない人の話を聞くことも少なくありません。
「借金はだめ」
「貯金をしなさい」このような言葉が今でも聞こえてきます。
預貯金の金利が7%も8%もあった昭和の時代から変わることができないのかもしれません。
しかし、この考え方のままでは日本人の貧困化が進みます。
「家を買い」
「保険に入り」
「子供を育てて」
「税金を払う」
これまで当たり前に行ってきたことかもしれませんが、
増税になれば、今まで通りのことをするにも、これまでより余計に納税額という負担が増えるからです。つまり、今までと同じことをしていては、いつまで経っても資産を築くことは困難だと言えるのではないでしょうか。
- 潤いのない人生設計、潤いのある人生設計、どちらを描きますか?
生涯年収が2億円だと仮定すると、
2割が税金として4,000万円天引きすると、残りは1.6億円。
住居費用として4,000万円を引くと、残りは1.2億円。
子供2人を育てて教育費が仮に2,000万円。これも引くと残りは1億円。
老後資金に4,000万円残すと、実質使えるお金が6,000万円。
この6,000万円を、サラリーマン人生40年で割ると、年間150万円。
月で12.5万円です。
ここから食費や生活費用、娯楽費用を捻出すると・・・
ほとんど余裕がなくなってしまいますね。
これでは好きなことを楽しむ余裕がありません。
人生に潤いが無いのです。
- 「プラスになる借金もある」という発想の転換
借金はダメだと決めつけている人がいますが、それでは勿体無いと思います。
なぜ借金をしてはいけないのか?
ある程度のキャッシュフローがあって、
それがプラスになる借金だったらどんどんすべきだと考えます。
今の時代なら低金利で、新しいチャンスも少なくありません。
極端に言えば、リターンが15%あれば、金利8%でも借りるべきでしょう。
こういうファイナンシャルリテラシー(お金や投資の知識)教育が、もっと日本にも必要だと思います。
フィットの社員は、ビジネス経験が短く、平均年齢も若いですが、
戸建賃貸住宅やコンパクトソーラー発電所などを“良い借金をして”買っている人が多いのです。
ファイナンシャル教育を、仕事を通じて実践しているからかもしれませんね。
「良い借金はある」という概念をもっと広げたい!と思う今日この頃です。
この記事は2015年9月24日に公開した記事に加筆したものです。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
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