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人はなぜ、お金持ちになりたいのか?

2015/07/04

お金の本が売れている

書店に行くと「お金の教科書」「お金持ちになる方法」といったお金の本が、

何種類も平積みされています。

「お金の運用」や「投資」の本も目立ちます。

 

たくさん並んでいるということは、売れているということ。

本が売れないと言われる時代に、お金の本なら買う人がいるということです。

 

Amazonの2015年上半期の本のランキングでも、

トマ・ピケティ著『21世紀の資本』が3位にランクインしています。

(参照:Amazon.co.jp 和書総合 ランキング大賞 2015上半期

 

上述のトマ・ピケティ著『21世紀の資本』は6,000円近い価格の経済専門書です。

これが、話題のベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』を抑えて3位になるということは、それだけ世の中のお金への感心が高いということでしょう。

 

そして、次から次へとお金の本が出て来るということはこうも考えられます。

多くの人がそれらを読んでもなかなかお金持ちになれないでいて、自分に合った方法を探しているのかもしれません。

人はなぜ、お金持ちになりたいのか?

お金持ちになりたいか?お金が欲しいか?

そう聞かれれば、多くの人が(少なくとも心の中では)イエスと答えるでしょう。

 

では、自分はそのお金を使ってなにがしたいのか?を考えてみてください。

 

「お金のために働くのではなく、好きなことを仕事にしたい。」

「好きなことをする、自由な時間が欲しい。」

「好きなものを買える、自由なお金が欲しい。」

これらは、多くの人に共通する思いではないでしょうか。

 

では、お金持ちになったら、どんな気持ちになるでしょう?

 

「生活のために我慢をしたり、制限を受けずに自由でいられる。」

「余裕があって、安心していられる。」

 

つまり、お金そのものが目的ではなく「自由」や「安心」が欲しいのです。

お金は目的ではなく、手段なのですね。

 

お金持ちになりたい、お金が欲しいという思いの後ろにある、あなたが本当に欲しいものは何ですか?

2015/07/04

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