お金の制限を卒業しよう!「豊かさが似合う人」になりきることでオーラが変わる
2017/02/24
- 私たちの働き方はまるで「ラットレース」?
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
小暮太一さんの著書に『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社 新書)というものがあります。
帯には「40年間ラットレース!」という言葉と、必死で走るネズミの絵。
私たちの働き方を根本から問い直す本です。
まるでラットがカラカラと走るように、お金をただただ追うだけの人生。
そんなお金の制限に縛られた日々から抜け出して、誰もが毎日やりたいことをやり、生きていることを楽しめるような世界になったら。
そして 誰もが人生において、お金の制限を卒業することができるような時代が来たら、どんなにか自由だろうな、と思いますよね。
- お金の制限から自由になるには?「お金持ちのマインド」について考えてみよう
お金の制限がないこと、お金に関して自由でいられることは私たちみんなの望みですよね。
ではどうすればお金に関して、自由になることができるのか?
今回はお金持ちの「マインド」について、一緒に考えてみましょう。
お金に関して、完全な自由を手にして生きている方々は、実際に数多く存在します。
彼らはお金に対して、どんなマインドを持っているのでしょうか?
ひとつ確かなことは、日々のお金に関して、少しも不安や心配の気持ちを持っていないということ。「在る」ことがわかっているので「あまり気にしていない」とも言えるでしょう。
さらに少し突っ込んで、日々のお金を心配することにエネルギーを使っていないため、ほかのことにエネルギーを使える状態だとも言えますね。
- 「豊かさが似合う人」になったように振る舞う
元世界銀行人事カウンセラーの中野裕弓さんは、著書『“本当の豊かさ”を引き寄せる お金持ちマインドの育て方』(大和出版)で、お金持ちのマインドへと移る鍵を「豊かさが似合う人になること」だと表現しています。
英語のことわざに、
「Fake it till you make it.」(本当にそうなるまでは、すでにそうなったように振る舞ってしまおう。)というものがあります。あなたの考える「豊かさが似合う人」とはどんな人でしょうか?
今、すでにお金の制限がなくなって、やりたいことをやりたい時に好きなだけしている自分、その状態をイメージしてみましょう。
そして、想像の中で「豊かさが似合う人」となりきって、ポケットにある溢れんばかりの紙幣を、本当に好きなことに使ってみる。
使い途は、具体的に決めておきましょう。
成功哲学に関する数々の名著で有名な、ジョセフ・マーフィー博士も、著書『人生は思うように変えられる』(産能大学出版部)の中で、
「こうなったらいいな」ということがあったら、
そうなったつもりになってごらんなさい。
これからやりたいと思うことを、今やっているつもりになりなさい。
そうすれば信念の魔法にも似た力は、あなたの人生に奇跡をもたらすことでしょう。
と述べています。
まずは、「お金に関して、気にしないでいられるような自分」になったふりをして、そういう自己像を意識の中に先に作る。
それを生き生きと演じていくことで、人生に奇跡をもたらすことができると言うのです。
- 内面が変わると、纏うオーラが変わる
中野裕弓さんは前述の著書の中で、ご自身が知らずにまさに「Fake it till you make it!」を実行していたと気付いた時のエピソードを紹介しています。
中野裕弓さんが秘書の女性と2人で、ふと思いついた「プリンセスごっこ」の遊びをしてみた時の話です。
「しばらくためしにプリンセスになりきって生活してみない?」
「なんだか面白そうね!」
という訳で、プリンセスごっこが始まりました。
中野裕弓さんは世界銀行で働き、アメリカに滞在していましたが、帰国の時期が迫った頃になって、技術的にとても難しい治療をするために歯医者さんを訪ねたそうです。
するとなぜか「急ぎの治療はしない」というポリシーを曲げてまで、チームの先生全員が、「是非、やらせてほしい」と言い、他の患者さんを後回しにしてまで、最優先で治療にあたってくれたとのこと。
どうして特別な待遇をしたくなってしまったのか?
5人の先生全員が集まったときに「彼女はいったい何者なんだ?」という話になったそうです。
中野裕弓さんは、その時のことをこう書いています。
その時、分かったのです。
そう。Fake it till you make it !
マインドだけ先に“そうなって”しまうことが、本当に“そうなる”ための近道だということが。この時の私は、マインドだけはプリンセス。それが、まわりの人を動かしてしまうほどのエネルギーを生んだのです。
100%なりきるというのは、「現実に」そう「なってしまう」ということ。
「なりきる」という言葉の真の意味は、まさにこういうことなんですね
- 本当に「なりきって」演じていると、それは「現実になって」いく
仕事に使う服やお財布などで、思い切って少し背伸びをすることで、それに引っ張られるように収入が増えた、という話を聞いたことはありませんか?
たとえば、年収1000万を望むのであれば、年収1000万の自分が着る服を着る。
ポイントは、「先に」そういう状況を「作ってしまうこと」です。
「なりきって」演じることで、現実が変わっていく。
さぁ、「豊かさが似合う人」になる準備はできましたか?
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2017/02/24