働く女性を応援する知恵シリーズ (6)「あなたのスキルがお金に換わる?」
2016/09/09
- スキルをお金にする方法
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
6回にわたりご紹介してきました「働く女性を応援する知恵シリーズ」ですが、今回が最終回になります。
今回は、あなたのスキルを、具体的にお金に換える方法をご紹介します。
専門的なスキルがないと思っている方にも、意外とできることがたくさんありますよ。
- あなたのスキルを、必要とする人に買ってもらおう
あなたのスキルは、必要としてくれる方さえあれば、何でもお金に換えることができます。
代表的な、3種類のサービスをご紹介しましょう。
まずは、仕事を依頼したい企業(または個人)と、受注したい個人(または企業)をマッチングする、クラウドソーシングサービス型。
多くのサイトがありますが、「クラウドサービス」や「ランサーズ」が有名です。
教えたい人と、学びたい人をマッチングする、スキル共有型サイト。
「ストリートアカデミー」や「shAIR(シェア)」が有名です。
そして、ビジネスからプライベートなことまで、ゆるいスタンスのスキル売買サイト。
得意なスキルを500円から売買できる「ココナラ」や、スキルを30分から売買できるサービス「タイムチケット」などがあります。
次に、それぞれのサイトの特徴をざっとご紹介していきましょう。
- お仕事の募集に応募する、クラウドソーシング型
クラウドソーシング型は、こんな仕事をできる方を探しています、という企業の募集に対して、応募者が、私やります、と応募をするしくみです。
募集者の提示した金額、もしくは、応募側が金額を提示して、募集者に決定権があります。
(クラウドソーシング型にも、一部、出品者がこんなサービスを幾らで売ります、と条件を指定して販売できるサービスもあります)
システム開発やWEB制作、デザインなど、専門のスキルを要求される募集が多いですが、中には、商品名などのネーミング、ブログ記事のライティング、データ入力など、比較的スキルが必要とされないものも、探せば多くあります。
- こんなこと教えますと募集できる、スキル共有型
それに対して、教えたい人が、こんなことを教えます、と講座を出品して、学びたい人がサービスを購入するのが、スキル共有型サイトです。
募集者が、教える内容や日時、金額まで自由に決められます。
(売れる、売れないは、また別の問題ですが)
マーケティングや資料作成などビジネススキルから、アート、デザイン、料理や着付け、ヨガ、語学、アフィリエイトなど、教えたい人の数くらい、たくさんのジャンルがあります。
- ビジネスからプライベートまで何でもありのスキル売買型
ワンコインからや30分からなど、サイトによって違いはありますが、思いつく限りの様々なスキルを売買できるのが、スキル売買型です。
ビジネススキルから、恋愛や子育て相談、占い、お薦めのお店紹介、旅行プラン作成など、こんなの欲しい人いるの?というものまで、とにかくいろんなサービスが出品されています。
- どのサービスを利用するのが正解?
サービスやサイトごとに、サービス内容や利用者層が異なるので、よく取り引きされるサービスや価格帯も当然違います。
まずはいろんなサイトを見て、どんなものが実際に出品(募集)されて、購入(応募)されるのか、取引価格や取引量はどれくらいなのか、知っておきましょう。あなたが提供できるスキルやサービスが、実際に幾らで売れるのか、おおよその目安になるからです。
出品数だけ多くて、全然売れてないなら、そもそも需要が全然ないサービスかもしれません。ある程度取引量があるサイトでなければ、掲載しても、全然反応がないということもあります。
提供するスキル自体は同じでも、サイトごとに、サービス内容(切り口)や文章(見せ方)を変えることで、購入率(受注率)は大きく違ってきます。
まずは、同ジャンルで売れている人のものを参考に、あなたならではの独自性をプラスしていくと良いでしょう。
最初から大きく稼ぐのは難しいかもしれませんが、コツコツと実績を積むことで、より高単価のお仕事もしやすくなってきます。
評価項目、いわゆるお客様の声が重視されるので、毎回きちんとサービスを提供することはもちろん、コミュニケーションがきちんと取れることも大事です。そのあたりが難しい、面倒くさい、という方には向かないかもしれません。
基本的にどのサイトも、会員登録や、サービスの出品は無料です。
色々試してみて、自分に合うものを探してみてはいかがでしょうか。
- 自分らしい働き方を知る、ひとつの方法として
直接会って対応するサービスの場合、ユーザー数が多い都市部の人の方が有利な点はありますが、インターネット環境さえあれば完結できるサービスなら、住んでいる場所に関係なく、同じようにチャンスがあります。
今の職場や仕事内容に満足していない方の場合、独立や転職をしなくても、今の仕事を続けながら、別の可能性を探すこともできます。
好きなことや趣味が仕事になりそうか、需要を知り、客観的な評価を知ることもできます。
単なる副業というだけでなく、働き方について考える、良い機会になるかもしれません。副業NGな職場でなければ、一度チャレンジされる面白いかもしれませんよ。
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文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2016/09/09