投資やビジネスにおける大切な心構えとは
2016/08/02
- 楽して儲けるではなく、儲かるシステム作りをして楽になる
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
ビジネスにしても、投資にしても、できれば手間もかけず楽して儲けたい。
誰もが本心では、そう思っているかもしれません。
しかし、このような考えで取り組んだビジネスや投資は、十中八九上手くいかないと言えます。
そもそもビジネスや投資に取り組む姿勢そのものが、間違っているのです。
何故、楽して儲けようと思うことが駄目なのか?
まず、取り組む姿勢が他人任せになります。
自分はできるだけ手間をかけず、楽をしたい。
これでは、肝となるノウハウが身につきません。
どの部分に、肝となる部分があるのかわからなければ、成功しようがありません。
業務を効率化し、最終的に労力が減るのであれば、それは結果的に良いでしょう。
(儲かるためにシステム化した結果、労力が減って楽ができるようになるのです。)
しかし最初はすべての工程を自らが行うからこそ、なにか問題が起きた時でも、それに対処することもできるのです。
「なぜ売れないのか?」「なぜ儲からないのか?」「なぜ投資が上手くいかないのか?」
この部分も自らが全ての流れを理解していなければわからないのです。
- 自分がお客様だったらと考える
売上を上げたいばかりに、押し売りのように何度もメールが届く店舗。
これは儲かると、何度も電話で勧誘がある投資案件。
こんなことをされれば、そこからは買いたくなくなりますよね。
ビジネスを行う場合は、自分が気持ちよくなることを、お客様にも最高の形で提供する。
投資を行う場合だったら、この投資は他人に紹介しても大丈夫な内容なのかと客観的に考えながら実施する。
自分がしてもらって嬉しい事を、お客様にもしてあげることが大事です。
そして、他人に紹介しても喜ばれるくらい客観的で理論的な投資をすべきなのです。
何も難しいことはありません。
他人に対して思う気持ちは、表面だけ取り繕ってもすぐに化けの皮が剥がれてしまいます。
そこにポイントが隠されているのです。
- どうすれば高く売れるか、高い収益がでるのか徹底的に考える
楽して儲けようと思っていると、他の人のまねでビジネスや投資をしようとします。
安易なツールを購入して、投資を行おうとします。
短期的に結果が出せたとしても、ツール頼みなので、新しいものが出ると新たに買い続けなければなりません。
しかも、他社より安くすれば売れるだろうと、値段を下げて売ろうと考えます。
そうなると、 価格競争を自らが仕掛けることになるので、いくら売れても収益性が低いのであまり儲かりません。
結果的に常に走り続けなければならず、疲労感だけが付きまとうことになるのです。
ビジネスをするのであれば、安く売るのではなく、どうすれば一番高く売れるのか?ということを考えて実践しなければなりません。
頭で徹底的に考え、最初は自らが全てに取り組んで、創意工夫をした上で、うまくいきだしたら、業務を外注化して、自ら行っていた労力を減らしていく。
この流れであれば、何ら問題はありません。
投資であれば、それぞれの事象を分析して、どうすれば利回りがもっと良くなるか考える。
一番最初から楽をしようと考えるのではなく、結果として楽になるようなシステムづくりをする。
その心構えこそが、長期的に、儲けることができる体質になっていくのだと、心掛けながら取り組む。
この流れこそが、何を行う上でも大切なことなのかもしれませんね。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
タグ:
投資家マインド2016/08/02