本当にやりたいことって何だろう?3つのステップで思い出そう
2016/05/27
- 「やりたいことがわからない」のは、なぜ?
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
自分の好きなこと、本当にしたいことを仕事にする。
そんな考え方が、徐々に広まってきているような気がします。
ところが、
「好きなことを一生懸命やっていたら、いつの間にか成功していた」という人がいる一方で
「やりたいことがわからない」という人も多いのです。自分のことなのに、やりたいことがわからない?
なぜ、そんなことが起きるのでしょうか?
- 自由に夢を見た子ども時代
Youtubeは、2014年に「好きなことで、生きていく」というコピーとともに、CMにYouTuber(ユーチューバー=YouTubeの動画配信で収入を得る人)を起用しました。
最近では「YouTuberになりたい!」と答える小学生も多いそうですね。
小さな子どもの頃、大人たちに「大きくなったら何になりたい?」と聞かれた時には、 ほとんど誰もが自由に答えていたことでしょう。
「パイロットになりたい!」
「歌手になりたい!」
「お花屋さんになりたい!」
あれもこれもと迷うことはあっても、ためらうことはなかったのではないでしょうか。
- 自分に嘘をつくと、自分の気持ちがわからなくなる
では、大人になると、どうしてやりたいことがわからなくなってしまうのか?
大人になると、我慢をすることも多くなり、本当の気持ちを言えない時もあります。
自分に嘘をつくというと大げさかもしれませんが、本音とは違う行動を取らざるを得ない時もあるからです。
仕事として食べていけないのではないか?
自分には才能が無いのではないか?
相当な努力が必要かもしれない、その覚悟があるのか?
このような不安から、一番やりたかったことを自分で否定して、「無かったこと」にしてしまうのです。
中には、親からそのように言われて、夢を諦めてしまった人もいるかもしれませんね。
- もう一度、夢みる心を取り戻そう
「やりたいことがわからない」
そんな時は、以下の3つのステップを試してみてください。ステップ1
まず「やりたくないこと」を考えてみましょう。
ネガティブなことを考えるのは、実はやりたいことを考えるよりもずっと簡単なのです。
思いつく限り、書き出してみてください。
ステップ2
次に、じゃあそれなら何をしたいのかを考えてみましょう。
どんな仕事をして、どんな人になりたいかを、考えてみてください。
どうでしょう?
これだ!という答えが見つかりましたか?
ステップ3
次に、本当にしたいこと、そして、自分はどんな人になりたいかを考えてみましょう。
何をしたいかを最初に考えた時よりも、ずっと本音に近づいたのではないでしょうか。
最初にやりたいことを考えた段階では、人は、まだまだ建前で表現してしまいがちなのです。
「本当はこれがしたかったけど、不安だったから隠してしまったんだ」
そう自分で気がついたならきっと、これからは、
「やりたいことがわからない」なんてことは、なくなっていきそうですね。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2016/05/27