投資の窓口

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まずはお金のリテラシーを身に付けよう

2016/01/12

お金の話に抵抗があるのは、なぜ?

こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。

 

ファイナンシャルリテラシー、パーソナルファイナンス、お金力などといったことばをご存知でしょうか?

お金の教養・知恵に関するさまざまな言葉を、書店や広告などで最近よく見かけるようになってきました。

 

「お金のリテラシー」を持つことが「良いこと」だという考えが、広まってきているのだと思います。

 

一方、日本では「お金の話をすることは、はしたない」とか「カネ、カネと言うのは下品なこと」と長く言われていました。

そのためか、いまだにお金の話が苦手だという人も多いようです。

 

では、お金の話が苦手な人は、お金が嫌いなのでしょうか?

 

必ずしもそういう訳ではありませんよね。

 

内心は、お金が好きで、もっと欲しいと思っているのに「言えない」という人が多数でしょう。

 

子供の頃に、「お金の話をすることは、はしたない」と親が言うのを聞いて、その考えをそのまま受け入れて育ち、大人になって社会に出てもマナー、暗黙のルールとして実践しているのだと思います。

 

その結果、お金の話をするのは「恥ずかしい」という思いを持ってしまったのでしょう。

お金の話=「恥ずかしい」という思いを捨て、正しい知識を身に付けよう

お金の話について「恥ずかしい」というネガティブな思いを持っていると、「割り勘にしよう」とか「貸したお金を返して欲しい」と言うことさえできない場面があります。

 

相手にも「できれば、お金を払いたくない」「お金の話をせず、うやむやにしたい」という下心が隠れている場合もあるでしょう。腹の探り合いみたいで嫌ですが、現実によく聞く話です。

 

この世のすべての人が善良で、かつ気前がよく、無ければ有るところからお金を施して循環する仕組みができていれば「お金の話をすることは、はしたない」という考えを持っていても困らないかもしれません。

 

しかし、残念ながらそうではありません。

 

時代が変わり、社会の仕組みが変わったいまとなっては、お金の話をするのは「恥ずかしい」と思い続けることにメリットはないでしょう。

むしろ、新しい時代に合った新しい考え方を取り入れるべきだと思います。

 

お金のリテラシーとは、お金の知識を持ち、お金を使いこなす能力

これからの時代、お金のリテラシーを持つことは、新しい「生きる知恵」なのです。

 

アメリカでは、高校で経済の授業があり、そこでお金の知識を学びます。

日本では、お金について、きちんと学んだことがある人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。

お金の不安は、お金の知識がないから生まれる?

お金がない、老後の生活が心配、など、お金の悩み、お金の不安を持つ人は多いはずです。

 

ではなぜ、不安になるのでしょうか?

人は漠然としたもの、確実でないものに不安を持つものです。

お金のことをよく知らないから、余計に不安になるのでしょう。

 

お金を知り、お金を正しく扱うことができる知恵を持てば、お金の不安は必ず軽減します

 

お金を増やす方法、お金を準備する手段、効率のよい貯め方、賢い使い方など、知識が増えるにしたがって選択肢が増えていくからです。漠然としたお金の不安を持つことが無くなって、具体的にどうするかを賢く考えられるようになるでしょう。

 

こうして、お金のとの付き合い方が上手くなっていくのです。

 

お金のリテラシー、いまこそぜひ、身に付けてくださいね。

 

 

文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部

2016/01/12

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