冬の光熱費と住まいを考える
2015/12/18
- 暖房と、冬の光熱費
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。寒くなってまいりましたね。
冬の家計の悩みのひとつが光熱費。家賃や住宅ローンと違って、光熱費は毎月増減するもの。まして真夏と真冬の光熱費は、抑えたくても暑さ寒さには勝てず、膨らんでしまいがちですよね。
冬将軍が近付いて来ると、やはり欠かせないのが暖房器具。
寒さと共に暖房器具を使う頻度も増えていきます。
今では多種多様な暖房器具が売られていて、機能性や見た目も昔とずいぶん変わっていますが、電気を使うものが増えているので、電気代もかかります。
電気を使わない石油ストーブをお使いのご家庭もあるかと思いますが、灯油を使うので灯油代がかさみます。この灯油の小売価格も今は安定していますが、価格が高騰したりすると、痛い出費になりかねません。
暖房器具だけではありません。寒くなると、お風呂の設定温度も上がります。
そのうえお湯が冷たくなるのも早いので、温めなおすための電気の使用量も増えます。
やはり、一年のうち、冬は光熱費がかさんでしまうのですね。
- 家族の成長と光熱費
もうすこし長いスパンで見てみましょう。
一人暮らしから、結婚して二人暮らしに。やがて子どもが出来て、家族が増えていく。
そうした家族の成長は幸せなことですが、それに合わせて様々な出費も増えていきます。
では、その出費には、どんなものがあるでしょうか。
家族が増えれば、お風呂でシャワーを使う回数が増えていきます。子どもが小さいうちは親と一緒に入っていたお風呂も、一人で入るようになり、朝のシャワーに夜のお風呂、それが人数分になる訳ですから、当然光熱費は上がります。
家族それぞれがプライベートな時間を過ごす部屋も必要でしょう。
子どもたちが成長するにつれ、自分の部屋で過ごす時間が長くなっていくと、それぞれの部屋の冷暖房機器が稼働しますから、ここでも電気を使う量が人数分増えていきます。
家族が増えれば、当たり前に光熱費も増えていくもの。
さらに、子どものための食費、学費、教育費、お小遣い、洋服代。
これに今ではスマホ代が加わったというご家庭も多いでしょう。
子どもが成長するにつれ、手間がかからなくなる分、お金がかかるようになっていく。
様々な出費が増えていくことを、あらかじめ考えていないと、変化に追われることになるわけですね。
子育ては夢中で過ぎていく時間。
だからこそ、家計にゆとりを持って、心にもゆとりを持ちたいですよね。
- 家計にゆとりをもたらす家
光熱費がかからない家を持つ。
これも家計にゆとりをもたらす選択のひとつです。
住宅の「トップランナー基準」をご存知でしょうか。
冷暖房設備や給湯・換気・照明などのエネルギー消費量を抑えるために設けられた基準で、トップランナー基準をクリアした家は、従来よりもエネルギー消費量を10%削減できる省エネ性能の高いエコな家なのです。
太陽光発電のついたソーラー住宅で、太陽の力で家計を助けてもらうこともできますね。
これから家を新築する場合は、定められた基準を満たせば、最初の10年間で金利0.6%引き下げを受けられる「フラット35S」など、エコ住宅を推進するためのお得な制度も利用できます。
※平成27年2月9日以降の資金お受け取り分から平成28年1月29日までのお申込受付分に適用。詳しくは 住宅金融支援機構ホームページ【フラット35】Sのご案内 をご参照ください。
寒い冬の夜、光熱費をきっかけに、住まいと人生について考えてみるのはいかがでしょうか。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2015/12/18