ご存知ですか?財形貯蓄のメリット
2015/09/16
- 財形貯蓄の概要
財形貯蓄、ご存知の方も多いかもしれません。
特に、マイホームを購入する方にとっては、非課税になるメリットのある、お得な制度と言えます。
今回は財形貯蓄の概要についてご紹介します。
財形制度とは、国や事業者が、勤労者(事業主に雇用されている個人のことです)の資産形成を支援する制度です。
会社が福利厚生の一環として、財形制度を個別に導入することで、
その会社の社員が利用することができます。
お給料から一定額を天引きし、確実な貯蓄をする制度です。
- 大きく分けて3種類ある【財形貯蓄】
【1】「一般財形貯蓄」
給与から一定額を天引きして行う積立貯蓄です。
非課税などの優遇はありませんが、確実に貯蓄をすることができます。
貯蓄開始から1年経過後は、自由に引き出すことができます。
【2】「財形住宅貯蓄」
マイホームの購入やリフォーム工事代金として、用途を限定した財形貯蓄です。
貯蓄残高550万円まで、利子などに税金がかかりません。
住宅の建設・購入・リフォーム以外の払い出しを行う場合は、要件を満たさないことになるので
過去の分までさかのぼって課税されます。
マイホーム購入を検討されている方は、こちらの方がお得ですね。
【3】「財形年金貯蓄」
こちらも同じく、貯蓄残高550万円まで、利子などに税金がかかりません。
満60歳以降に受け取ることができる、老後の資金作りを目的とした財形貯蓄です。
ただし、年金以外の払い出しを行う場合は、非課税措置がなくなりますので注意が必要です。
- 専用の住宅ローンも!財形持家転貸融資
財形持家転貸融資は、財形貯蓄を行っている勤労者が利用できる住宅ローンです。
財形貯蓄残高の10倍以内で最高4,000万円まで、
また住宅の建設・購入・リフォームに要する費用の90%以内まで、
融資を受けることができます。
一般の金融機関商品よりも低金利となることもあり、マイホーム取得の際の選択肢が広がります。
財形貯蓄に限らず、各地域の補助金・助成金など、正しい情報収集をして
賢い資産形成を心がけていきましょう。
投資の窓口を運営する株式会社フィットでマイホームのご提案をさせていただく際には、
建物のお話だけでなく、ローンの借り方・返し方についても
トータルでのご提案・サポートをさせていただいています。
ほとんどの方にとって、「初めてのマイホーム計画」です。
過去のお客様の事例なども織り交ぜて、アドバイスさせていただきます。
不動産投資+マイホームのこと、なんでもお気軽にご相談ください。
2015/09/16