競争の世界を抜け出そう。みんなで豊かになるのが、本当の勝利
2016/04/19
- わたしたちは、なぜ?だれと?闘っているの?
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
今回は少しダイナミックに、根本的なものの見方の変化を提案したいと思います。
わたしたちは、いわゆる競争社会を一生懸命に生きています。
多かれ少なかれ、一人ひとりが自分の身を守るために、それぞれに闘っていますから、不安や孤独を感じるこや、「生きること」をしんどいと思うこともありますよね。
大人になってからは、子どもの頃のように、本当の自由を感じたり、心から安心することが少なくなっているかもしれません。
本当は、誰もが子どもの頃のように(もしかしたら当時以上に)自由でいることができるはずなのに、です。だからこそわたしたちは、心の深いところで、いつも自由や安らぎを求めているのでしょう。
わたしたちは、ずっと競争社会に生きてきて、争うことが当たり前だと思ってきました。
豊かな暮らしをするために、勝者になろうとしてきました。
ですが、本当にそうなのでしょうか?
- 本当の敵は「欠乏感の意識」と「不自由であるという幻想」
もし、わたしたちの全員が味方で、誰とも競争なんてしなくてよいとしたらどうでしょうか?
それでも闘うべき相手がいるとしたら、それは一体何なのでしょう?
わたしたちの本当の敵は、
「欠乏感の意識」と「不自由であるという幻想」だと言われています。成功哲学で有名なジョセフ・マーフィー博士は、著書の中でこう述べています。
“本当は貧乏とは心の病の一種であって、この世から根絶するべきものなのです。”
“貧乏の中には、ひとかけらの美徳もそなわってはいません。あなたはぼろを着て、すきっ腹を抱えるために生まれてきたのではありません。”
“あなたはご自分を美と贅沢とで取り囲むべきです。あなたは潜在意識の無限の富を楽しめるというのに、どうしてやっとやっていけるだけのことで満足しているのですか。”
(出典:『眠りながら成功する』ジョセフ・マーフィー著 産能大学出版部)
- みんなで豊かになるのが、本当の勝利
貧乏が、一種の心の病んだ状態、つまり「ある種の病気」のようなものだとしたら、他の病気と同じようになくしてしまおう!と、一致団結することもできますよね。
競争するのではなく、みんなで協力して、みんなで豊かになる。
それが「本当の勝利」なのかもしれません。
もし、貧乏や貧困というものが、憎しみや嫉妬心や、身勝手な独占欲や偏見や偽善、
そういったわたしたちのうちに巣食おうとする心の弱さの一変種であるのならば、
「みんなで追い払ってしまおう!」と決めることで、変化が起きるかもしれません。
意識の上での「競争」から、自由になること。
これも、本当の豊かさへの大きな一歩なのでしょう。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2016/04/19