電力自由化を機に、エネルギーの自給自足を考えてみよう
2016/02/19
- 電力の自由化が始まる
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
2016年4月から電力の自由化が始まります。
(電力の小売全面自由化については、経済産業省 資源エネルギー庁 電力小売全面自由化についての情報サイトをご覧ください)
既に数社が名乗りを上げていて、各社からプランも公表されています。
ですが、「選択肢がたくさん有りすぎて、どうしたらよいかわからない」という人も多いのではないでしょうか?
まず、どの供給会社にするか?
そして、自分の家庭には、どのプランが最適なのか?
面倒になって、今のままでいいと思ってしまう人もいるかもしれません。
光熱費が安くなったらうれしいけれど、そのために試行錯誤したり、労力をかけるのは面倒だというのが正直なところでしょう。
- 電気使用量の「見える化」をはかるスマートメーター
電力会社選びの第一歩は「スマートメーター」という電力計の取り付けから始まります。
従来のメーターでは、ひと月の使用量を月に1回の検針で確認していましたが、スマートメーターでは30分ごとの使用量が計測されるようになります。
2010(H22)年6月閣議決定の『エネルギー基本計画』にて、「2020年代の可能な限り早い時期に、原則全ての需要家にスマートメーターの導入を目指す」という政府目標が掲げられており、東京電力管内では、すでに30%ほどの世帯にスマートメーターが設置されているようです。
消費者側のメリットとして大きいのは、やはり電力消費量の「見える化」でしょうか。
スマートメーターをテレビやエアコン、冷蔵庫などの家電製品とリンクして、それぞれの電力消費量を「見える化」すれば、自然と電気料金に意識が向かいます。
普段、何気なくつけっぱなしにしていた場所の電気なども、こまめに消灯するようになるかもしれません。
また、電力会社が時間帯別の多様な料金プランを提示してくれるので、家庭で使う電気消費量と料金プランをにらみ合わせながら、最も料金が安くなるプランを選んだりもできます。
個々の意識を高め、日本全体での省エネを促進することが狙いともいえるでしょう。
- 電力会社を選ぶ機会に、電力の自給自足を考えてみよう
電力会社の様々なプランから何を選ぶべきか、いろいろな情報に迷うこともあるでしょう。
誰かの「○○にしたら安くなった」と言う口コミで初めて動きたくなるのが本音でしょうか。
特に、家庭のお財布を握る主婦の口コミ力は強いですよね。
最適なプランにたどり着くまでに、何社かと乗り換えることになるかもしれません。
それなら、いっそ自分の家庭で使う電気を自家発電にした方が良い気もしますね。
太陽光発電で自分の家庭で使う電気をまかない、余った分は電力会社に買い取ってもらう。
足りない時はもちろん、これまで通りに買うこともできますよね。
初期費用がかかるから、と慎重になるかもしれませんが、長い目で見れば利益のほうが大きいでしょう。
これから住まいを建てようという方には、自家発電は魅力的な選択肢になりそうです。
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太陽は、無限のエネルギーを与えてくれるものです。
自然を活かして、太陽の恵みでエネルギーを自給自足する。
そんな暮らしこそ、現代の「自然を活かしたシンプルな生活」と言えるかもしれませんね。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2016/02/19