投資の窓口

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大きな夢を見て、お金の器を育てる

2015/12/22

年の瀬の風物詩、年末ジャンボ宝くじ

こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。

 

テレビをつけると、年の瀬を感じさせるCMが流れていて、今年も残りあとわずかだとしみじみ思いますね。

 

そして毎年定番の「年末ジャンボ宝くじ」は今年もお馴染みのフレーズで流れていて、あのフレーズを聞くと、なんとなく宝くじを買いたくなりますよね。

 

毎年、発売日当日の長蛇の列はニュースにも取り上げられます。思い思いのこだわりを持って宝くじ売り場を選び、願いを込めて買う。これも年末の風物詩ですね。

 

どうせ当たらないからと買わないつもりでも、テレビCMで「年末ジャンボ宝くじ、今日まで!」と聞くと、「買わなければ当たらない」と思い立ち、つい滑り込みセーフで買ってしまうという人も多いのでしょう。最終日の宝くじ売り場は毎年混雑しています。

 

宝くじを買ってしまえば、誰にも平等に当たるチャンスがあるわけですから、大晦日の当選発表に向けて、大きな夢を見る楽しみができます。

 

今年の年末ジャンボ宝くじの1等は、史上最高額の前後賞合わせて10億円。

億万長者が何人も誕生することは間違いないわけです。

もしも、10億円が当たったら?

「もしも宝くじが当たったら?」と聞かれると、

まずは、住宅ローンの完済、家や土地、車などの資産を買う、海外旅行、あとは貯蓄などと答える人が多いようです。

 

マイナスを嫌う人間の心理なのか、まずはローンや借金などを無くす事を考えるようです。

 

家を購入して、毎月ローンを返済して行くのが大変で、いつの間にかローン完済がゴールに思えてしまう。

ましてや、そのローン返済の期間は、30年や35年など。

長期にわたり窮屈な思いをするわけですから、「10億円あれば大概のことが解決する」と考えてしまうのでしょう。

 

宝くじの当選金の使用用途のアンケートをとると、回答結果の一位が「貯蓄」だそうです。

 

老後や、もしもの時の不安が強いのかもしれませんが、ただ貯蓄するだけでは宝の持ち腐れ。面白味がありませんね。

 

「もし、宝くじが当たったら?」の質問に、

「人生を思いきり楽しんで、どんどんお金を使う」と答える人には、めったに出会いません。

そして「寄付をする」と言う人も、少数です。

 

お金を持ってみたいけど、いざとなったら減らさない事を考えてしまうのでしょうか?

死ぬまでに使い果しても良いのに、使う事より残す方へ気持ちが向いてしまうのでしょうか?

 

もっと大きな夢を見るチャンスなのに、残念に思います。

お金の器を育てる

アメリカには超高額賞金の宝くじがあることで知られていますが、なんと当選者の44%もが、わずか5年のうちにすべて使い果たしてしまい、元の暮らしか、それ以下に落ち込んでしまうと言われています。

「宝くじ当選者の「ショッキングなその後」夢と幻想を打ち砕く統計データTOP10」より抜粋)

 

 

しかし、なぜ、そんなことが起きるのでしょうか?

 

結局、大きなお金を動かす器がないのに、大金が突然舞い込んでくると、お金に翻弄されてしまうのですね。そして、「お金があれば、幸せになれるはずだ」と考える人は、お金があったらあったで、幸せになれない別の理由を見つけるものです。

 

一方でお金持ちは、その10億円を賢く運用します。投資をしたり、事業を始めるかもしれません。

 

投資家は、慈善事業にも熱心です。大きな目で見れば、慈善事業は「人類への投資」となるからでしょう。

 

一度は事業に失敗して破産した起業家が、数年で、以前よりも多くの資産を持つようになったというのもよく聞く話です。

 

宝くじの当選金を5年で使い果たしてしまう人と、破産しても何度でもお金が集まってくる人。

どちらかと言えば、前者よりも後者になりたいと思いませんか?

 

もし10億円が当たったら、どう使えばお金が育つか

そういう視点を持って大きな夢を見るようになれば、お金の器も育つに違いありません。

 

 

文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部

タグ:

お金の器

2015/12/22

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