なぜ、日本人はお金の話をタブーだと思うのか?
2015/11/30
- 日本人がお金のことにオープンになれない理由
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
日本人は、貯金が好きで、安定を好む国民性。
これは素晴らしいことですが、
同時にお金や投資についても、もっと学ぶ必要があると思うのです。日本人はお金についてもっとオープンに
そしてもっと真剣に考える必要があると考えています。海外では、学校でお金や投資の教育をしている国があります。
一方、日本では、お金や投資のことについての教育は皆無に等しく、
そのような機会は、自分から掴み取るほかありません。どちらが良いとは言い切れませんが、
正しい投資について考える機会が少ないことで
日本社会が受ける機会損失も、十分にあり得ると思うのです。
- お金に関するお勧めの書籍
今日は、お金に関するお勧めの書籍をご紹介します。
お金の基本を学びたい人、
お金への後ろめたさがある人、
なぜ投資が大切なのかを理解したい人上記のような方々には、特にお勧めです。
投資の窓口を運営する、株式会社フィット 代表の鈴江はこの本に感銘を受け、
プレゼント用に数十冊購入して興味のありそうな人にプレゼントをしているほどなのです。それがこちら。
藤野英人さん 著 『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(星海社新書)
この本では、多くの日本人が持つ「お金」に対する価値観や、
それに対する著者の考え方、投資を正しくすることの社会性を説いています。
- 本当にお客様のことを考えてチャレンジしているか?
著者はファンドマネージャーで、4年連続日本一の実績があります。
なぜそんなに良い成績を上げることができるのか?
それは、伸びる会社の本質を理解しているからだそうです。
理解しているからこそ、伸びる会社を見極めることができるのです。
藤野さんはこの20年、日本がダメだった根本原因は、
大手企業を中心とした「不真面目な会社」にあると書かれています。「真面目な会社」に投資すれば、その会社は基本的に伸びていく。
お客様に評価され社会に評価されるのですから、
伸びるのは当然、というスタンスです。
今、日本に必要な会社は、こういう真面目な会社です。真面目というのは、わたしたちがイメージする「真面目」ではありません。
本当にお客様のことを考えてチャレンジしている
その真剣さのことを真面目と言っています。社会を見渡して、本当に真面目にやっている会社があるか?
少なくともいまの建設不動産業界には、多いとは言えないと思います。
- 大事なお金の話ができる社会づくりを
わたしたちフィットは業界の中でいろいろと叩かれることもあります。
新しいことに挑戦する文化があり、業界の常識に戦いを挑む姿勢なので、
誤解されることも少なくありません。常識的な価値観を持っている人からすると、
不良のように思われるのかもしれません。
しかし、それは『新しいことに挑戦するための、理想の世の中を創り出す』
という信念から来ています。だからこそ、わたしたちは真面目に真剣なのです。
「真面目に真剣な会社」として皆様から評価していただけるよう、
これからも新しい価値の創造に挑み続けます。そんな会社に、少しでもご興味を持って頂ける方が増えれば、
日本人はお金の話をタブーだと思う風潮はなくなるのかもしれませんね。
この記事は2015年11月30日に公開した記事に加筆したものです。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2015/11/30