まだまだ需要はある!?駐車場ビジネスの時流
2018/06/27
- 駐車場ビジネス
駐車場等、賃貸管理に付随して駐車場管理を行っている方も少なくはないと思います。今回は駐車場ビジネスについてお話したいと思います。
下図は自動車の登録台数とコインパーキングの台数の推移です。自動車を保有する方は減少していると思われがちですが、実はまだまだ増加傾向にあります。自動車の増加に伴い、コインパーキングの台数も毎年増え続けています。
一方で、月極駐車場の契約台数は減少傾向にあるようです。賃貸物件の入居率は95%でも駐車場の稼働率は80%未満という話も聞きます。その背景には、カーシェアリングのような、車は乗るが保有はしない等、新たなライフスタイルの導入が進んでいることにあります。それに伴い、C to Cの時間貸し駐車場を展開するakkipaやB-Times等、数台単位での時間貸し駐車場のニーズが増えています。「完全自動運転」も2025年までに導入されると言われ、駐車場の進化も求められており、最近では、コインパーキングのETC決済やバレーパーキングの見直しが進んでいます。今後10年間、ますます駐車場ビジネスは進化していくと考えられますが、今回はすぐに収益に繋がる駐車場ビジネスについてご紹介させていただきます。
- 駐車場ビジネスのご紹介
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○コインパーキング…月極賃料1万円~のエリアが適しています。機械購入から運営まで全て不動産会社に委託することが可能で、駅前や商業地だけでなく住宅地も狙い目です。
5台以上収まる空き駐車場(月極)をお持ちであれば、一度ご相談してみては如何でしょうか。リスクも少なく、遊休地、空き駐車場の有効活用が可能です。
○チケットパーク…月極賃料5,000円~10,000円のエリアが適しています。コインパーキングと同様に機械購入から運営まで全て委託することが可能です。時間単位ではなく1日500円等、日数単位でのコインパーキングです。
○予約サービス…1台単位での貸し出しが可能です。予約サイトを運営している会社に手数料を支払った後、オーナー様の収入となります。
駐車場は今注目の商品です。土地の有効活用については、時流を捉え、地域で可能性のある商品について、競合・収支シュミレーションを行った上で、新たな挑戦を検討してみてはいかがでしょうか?
2018/06/27