投資の窓口

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学ぶために働くこと。働きながら学ぶこと。

2016/03/01

「学ぶために働く」という考え方

こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。

 

「何のために働いているか?」と聞かれたら、
皆さんは何と答えますか?

 

『金持ち父さん貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ氏は、
若い時はお金のためではなく、学ぶために働くのだ」と言っています。

 

成功するためには、それなりのスキルが必要になります。
だから、将来成功するための基盤を若いうちに築いておくべきだということです。

 

例えば、セールスのスキルを得るために営業職に就く。

会計を学ぶために金融機関で働く。

コミュニケーション能力を高めるために、接客業に就く。

 

人生の先までを見通して、自分に足りない知識やスキルを身につけるために、働きながら学んで自分を鍛え、広く知識を得るべきだというのが、“金持ち父さん”の考えです。

 

スクールなどで学べば、基本的に費用がかかります。より実践的なスキルを、給与を貰いながら覚えられるのですから、学ぶために働くことには、給与以上の価値がありますね。

学ぶために「自分で体験する」

何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。

 

これは、アルベルト・アインシュタインの言葉です。

 

英語では
The only source of knowledge is experience.

直訳すると、「知識の唯一の源は、経験だ」と、より強い表現になりますね。

 

アインシュタインは数々の名言を残していますが、
“天才”の代名詞としても引き合いに出される彼が言った言葉だと思うと、一層深みを増します。

 

何かを身につけたいとき、人や書物から基礎を学ぶこともひとつの手段ですが、
それを自分のものにできるのは、やはり実際に体験してからではないでしょうか。

 

そういった意味でも「学ぶために働く」という考えは、合理的だと言えるでしょう。

 

職業を変えたいと言う多くの人が
「◯◯ができるようになったら、転職したい」などと言うのを聞きます。

 

そして多くの場合、次に出てくるのは
「お金のために、仕方なく今の仕事を続けている」という言葉です。

 

ですが、お金のために働きながら
「◯◯ができるように」なる日を待つのは、なかなか大変です。

 

余計なストレスを抱えることもあるでしょうし、

そうしている間に、気持ちが萎えてしまうこともありますよね。

 

たとえ多少給与が下がったとしても
「学ぶために働く」方が、将来のため、自分のためになる場合もあるでしょう。

「学ぶために働く」から「働きながら学ぶ」へ。

「学ぶために働く」、その次のステージは「働きながら学ぶ」ことでしょう。

 

常に学び続け、それを仕事に活かし続けること。

成功している人たちは、常に学び続ける姿勢を忘れません。

 

ニュースなどの情報や、本やセミナーで知識を得ることだけでなく、
顧客から学ぶこと、仕事から学ぶこと、すべての経験が学びになります。

 

「働きながら学ぶ」ようになった時、
その人が働く一番の理由は「自分のやりたいことを実現するため」になっているのではないでしょうか。

 

もう一度、お聞きしましょう。

あなたはいま、何のために働いていますか?

これから、何のために働きたいですか?

 

 

文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部

2016/03/01

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