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コロナ禍での 「在宅時間増加」により入居者賃貸ニーズが変わった!

2021/11/22

不満や不便さを感じるポイントも変化

昨年からの長引くコロナ禍により、在宅ワーク・在宅学習が一般化してきています。
賃貸住宅の入居者さまも、感染防止のため、外出を控えて在宅時間が増えており、日々過ごす部屋に対しての不満や不便さを感じることも増し、新たなニーズも出てきています。今回はそのあたりの、時流の変化について解説します。

 

コロナ禍にて賃貸住宅での不満・不便なこと

賃貸住宅に住む入居者さんの悩みや不満については各種アンケートなどが出ていますが、いくつかのアンケートから集約してみると、不満・不便な事は、大きく以下の3点があげられました。

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①部屋が狭い → 収納スペースが狭い、家具がおけない、ゆったりできない

②古さや汚れが目立っている → 壁・床など部屋自体、設備などが古く汚れている

③間取り・仕様が使いにくい → ダイニングキッチン、ユニットバスなどが暮らしにくい

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上記については、今回のコロナ禍において発生した不満というよりも、もともと感じていた不満や不便さが、在宅時間の増加によって、より一層顕在化され、意識するようになってきたと思われます。

さらに間取りや仕様については、昼間の在宅時間が長くなることで、コロナ前は気にしなかったものが、不満として顕在化したケースもあります。特に間取りについては、単身以外の入居者さまで、例えば仕事をする部屋がない、おちついて勉強するスペースがない、リビングやダイニングで仕事や勉強をする、その結果、家族の居場所に困るなどという声もよく上がっています。

また、当然どの世帯も在宅時間の増加により、音に関してのトラブルも増えています。近隣道路からの騒音や、周辺地域での活動音など、また外部からの音だけでなく、同じ物件内のテレビ音や家事の作業音なども気になってきています。

コロナ禍に合わせた賃貸物件・部屋づくり

上記のことで、引っ越しを考える入居者さまも増加傾向で、既存の入居者さまの長期入居のためにも、また新しい入居者さまを確保するためにも、入居が決まる部屋づくりをしていきたいものです。以下は最近の事例をお届けします。

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①有害物質の持ち込み対策 →部屋外の収納スペース、コロナ専用の抗菌消毒など

②家事のストレス軽減 →24時間ゴミBOX、食洗器取付など

③ステイホームの楽しみを増やす工夫 →庭やベランダなどの有効活用ができるスペースづくり

④在宅勤務、学習ができる工夫 →収納可能な折り畳み机の設置、机・椅子置ける空間づくり

➄物件の清潔さ →屋根・外壁の高圧洗浄、表層リフォーム(クロス、床など貼替)、設備交換

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いつ明けるかわからないコロナ禍の状態から、また明けたとしても新たな生活習慣が身についている状況下で、長期入居対策や空室対策として、改めて新しいものも取り組まれていく事をおススメします。上記のようなことでご相談等ありましたら、ぜひお声がけください。物件の性質や、地域性などから、より良いアドバイスをさせていただきたいと思います。

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2021/11/22

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