お金のプロがいないから「投資は危険」となる
2015/04/24
- 過去流のアドバイスは、もう通用しない?
「借金から抜け出そう」
「住宅ローンは速やかに完済しよう」
「成長型の投資信託を」
「バランス良いポートフォーリオを」
「年をとったら債権関連に切り替えて安定収益を」
お金の専門家たちが良く使うアドバイス例です。
今までの右肩上がりに成長していた日本や、年金制度で守られていた時代には、通用したかもしれません。
しかし現在は投資する資金に余裕がなく、日本人の世帯年収も減少傾向にあります。
平成25年民間給与実態統計調査によると、年収400万円以下の人の割合は58.3%です。
(国税庁 平成25年民間給与実態統計調査 より)
老後に安心があればまだいいですが、年金だって今より良くなるとは考えにくい時代。
貯蓄がゼロの世帯もあるので将来不安は大きい。
こんな時代に過去流のアドバイスだと、将来にゆとりある資金を確保する事は難しいです。
- 資産をゼロから構築するには?
お金にレバレッジが効いていないから、原資がない人は何もできないのです。
資産が無い人が資金をつくるには、レバレッジが必要です。
レバレッジの定義は
「より小さなものからより大きな成果を生む能力」です。
もちろん、レバレッジをかけるにはリスクを伴います。事前にお金の知識が必要です。
しかし残念ながら
- 顧客に勧める商品に、自分で投資しない不動産ブローカー
- お金に関する訓練を受けていない、ジャーナリストや政治家
などは、本当にお金をゼロから生み出した人たちではありません。
つまり、「お金のプロ」は周りにほとんどいないのです。
専門家に見えるけど実はプロではない人のアドバイスで、みんな行動している。
そして失敗して「投資は危険!」となるわけですね。
借金にもよいものと悪いものがあり、よい借金ならプラスになりえることを理解し、それをレバレッジとして使う方法を学んでいけば、今までの貯蓄家よりも有利な立場に立てるのです。しっかり訓練を受けた投資家は、はるかに少ないリスクとお金で、大きなリターンを得ることができる。
そのレバレッジを得るには自分で自分を教育して、頭脳を賢く使うことが不可欠です。
しっかり投資家として正しい知識を勉強する。
本当に実践しているプロと付き合うという選択肢が、重要な時代です。
個人でも資産をゼロから構築できる勉強が必要ですね。
2015/04/24