投資の窓口

不動産投資を身近に、簡単に

知っておきたい!正しい投資のリスクとリターン

2016/03/11

投資の「リスク」は、普段使っている「リスク」とは意味が異なる?

こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。

 

投資商品にはさまざまなものがありますね。

 

初めて投資をする人が、何に投資するかを検討するとき、必ず「リスク」という言葉が出てくると思います。

 

投資の知識がなくても「ハイリスク・ハイリターンの商品だ」とか、「この銘柄はリスクが大きい」等と聞くと、だいたいの意味はわかりますよね。

 

ところが厳密には、普段使っている「リスク」と投資の「リスク」は、意味が少し異なるのをご存知でしょうか。

 

普段の生活では「危険性」というような意味合いで「リスク」と言いますが、投資で「リスク」と言う場合には、これとは異なった意味を持つのです。

投資の「リスク」は、収益のばらつきの大きさを表す

投資における「リスク」とは、リターンの変動幅のこと、

つまり「収益のばらつきの大きさ」のことを言います。

 

将来大きく値上がりする可能性があって、その収益の変動の幅が大きければ大きいほど、どんなに信頼がおける商品に見えたとしても、不確実性が高い=「リスクが高い」となります。

 

値動きが大きければ、価値が上がることも「リスク」なのですね。

 

同様に「リターン」と聞くと、利益を得るイメージを持つと思いますが、

投資における「リターン」とは、投資収益率のことです。

利益ではなく、損失も含んで「リターン」と言います。

 

つまり、「 ハイリスク・ハイリターン」が意味するのは
「どうなるかわからない度合いが大きいから、利益も損失も大きいですよ」
ということになります。

投資の「ハイリスク」には、どんなものがある?

「どうなるかわからない度合い」にも、さまざまな要因があります。

 

例えば株の場合、株価が急上昇することもあれば、暴落も起こりえます。

会社が倒産すれば、その株券自体の価値がゼロになってしまいます。

悲しいことですが、ただの紙切れになってしまう可能性もあるということです。

 

少額から始められると人気の、FXの場合はどうでしょうか。

FXは、正式には「外国為替証拠金取引」と言って、ドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買し、その差益を目的とした金融商品です。

 

ドルやユーロなどの通貨が、一夜にしてただの紙切れになってしまうことは、考えにくいですね。そういった意味で、株よりもリスクが低いと言えるかもしれません。

 

ですが、FXにもリスクの高いやり方があります。

多くのFX会社では、レバレッジ を1〜25倍まで上げることができます。

これは、手元にある資金の25倍までの取引ができるということ。

レバレッジを上げ過ぎれば、大損をするということもあり得ます。

 

ハイリターンを期待すれば、ハイリスクが伴います。

運に作用される部分が大きくなりますから、ギャンブル性も否めませんね。

不動産投資の場合には?

不動産投資の場合、地価の変動などによる価値の増減はありますが、

株価ほどの急激な変化はそう起きるものではありません。

 

余程のことがない限りは、不動産の価値がゼロになるということは、まずあり得ないと言ってよいでしょう。

 

投資目的で賃貸物件を購入する時に、まずしっかりと考えておきたいものに、
「金利上昇リスク」と「空室リスク」があります。

 

借入額が少なければ少ないほど、金利上昇のリスクは小さくなります。
無理をして、毎月の家賃収入では返済が追いつかないほど多額の借入をすれば、リスクは当然高くなります。

 

まして、入居者がいなければ、家賃収入を得ることはできません。

どんな物件なら需要があるか、入居率が上がりそうか、購入前によく検討して、空室リスクを軽減することが重要です。

 

一般に、不動産投資は「ミドルリスク・ミドルリターン」だと言われることが多いようです。

 

どんな投資にも、リスクはあります。

 

大きなリターンは魅力的に映りますが、リスクとリターンは表裏一体。

まずは「小さく始め」、知識や経験を得ながら「大きく育て」たいですね。

 

ちなみに、不動産投資の場合、資産-負債=純資産という見方があります。

 

購入時や売却時の実質的な金額を言う時には「総資産」といいます。

1回目の投資物件とはまた別に2回目、3回目…と物件を増やしていくためには、個人の信用力となる資産背景を強くする必要があります。

こういうときには「総資産」ではなく、できるだけ「純資産」が潤沢である背景が必要になったりします。

「純資産」を担保に融資を受けて、新たな不動産を購入することもできますから「わらしべ長者」のように、小さな投資から始めて資産を育てていくのも、投資の楽しみ方のひとつでしょうね。

 

 

文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部

2016/03/11

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