再生可能エネルギーについて、改めて知っておこう
2016/02/26
- 再生可能エネルギーとは?
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
電力自由化の話題とともに、
「再生可能エネルギー」という言葉もよく聞くようになっています。
「再生可能エネルギー」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは太陽光ですよね。
わたしたちの提供している住宅「イエテラス」シリーズも、太陽光発電を標準装備しています。では、太陽光のほかにはどんなものがあるのでしょうか?
再生可能エネルギーは、
エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものを言います。
日本語で「再生可能」と言うと、何度もリサイクルして繰り返し使用できるような印象を受けてしまいますが、英語では「Renewable energy」と呼ばれていて「自然の力で絶えず資源が補充されて(利用する以上の速度で自然に再生する)枯渇することのないエネルギー」というような意味合いになります。
つまり、再生可能エネルギーとは
「資源が枯渇することなく、ずっと使うことができる」ものです。太陽光、風力、水力(波力・潮力、流水・潮汐)、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、バイオマスが法律で規定されています。
(出典:エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律)これらは、発電時に地球温暖化の原因となるCO2をほとんど排出しない、クリーンなエネルギーでもあります。
- 再生可能エネルギーへ。エネルギーシフトの必要性
現在の日本のエネルギーの供給のうち、8割以上を石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料が占めています。
これらは枯渇性エネルギーともいわれる、限りのある資源。
その供給のほとんどを海外に依存しているのが日本の現状です。限りある資源は、過去には戦争の原因ともされてきました。
最後まで日米開戦に反対されていた昭和天皇は、のちに
「日米戦争は油で始まり油で終わつた様なものである」と語っています。
(出典:「昭和天皇独白録」)エネルギー資源を争ってきた歴史を振り返っても、
化石燃料から、資源の枯渇しない再生可能エネルギーにシフトすることは、健全なことだと言えるでしょう。地球環境のために、化石燃料の利用に伴って発生する温室効果ガスを削減することが重要な課題になっているという背景もあります。
資源が枯渇することがなく、環境負荷の少ない再生可能エネルギーにシフトしていくことは、地球に生きるわたしたちにとってとても重要な問題のひとつです。
未来を生きる子どもたちのために、誇りを持って、青い地球を残していきたいと思っています。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
2016/02/26