住宅ローン完済は人生のゴールではない。人生の喜びを思い出そう
2015/12/29
- 結婚は新たな人生のスタートのひとつ
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
今年の出来事を振り返る、そんなテレビの特番が増えて来て良く目にします。
芸能人の結婚もその一つ。今年はビッグカップルのゴールインに世間が湧きましたね。
今では結婚や結婚式も、みんなそれぞれの形があるようです。
ジミ(地味)婚、スマ(スマート)婚、ナシ(無し)婚などと言われているように
控えめで、でもオリジナリティのある自分らしさを演出することも多いようです。
恋愛のゴールは結婚だと考える人も多くいますが、結婚は新たな人生のスタートでもあります。
現実的にも、結婚して、新しい生活をスタートさせるのは、なかなか大変なものです。
何処に住もうか?と住まいを決める所からスタートするカップルは多いでしょう。
では、結婚が新たな人生のスタートなら、そのゴールは何処でしょうか?
- 住宅ローン完済が人生のゴールに思えてしまう罠
結婚をし、二人の生活がスタートし、いずれ家族が増えていく。
子供をのびのび育てたい、家族が安らげる場所が欲しいと思い始める。
なんとなく世間の流れも手伝って、夢のマイホームを手に入れる。
金額も数千万円になるので慎重にもなるし、長年住む家なので、あまり妥協も出来ない。
かと言って毎月の返済金額に限界もある。
そうやって、どうにか買えそうな家を買う。
住宅ローンを組む場合、その時の自分の年齢にローンの返済年数を足すと、
完済する時の自分の年齢がわかる。
すると、なんとなく、完済する時が人生のゴールに思えてしまうのはなぜでしょうか?
定年までに払い終わる人も、退職金で完済する人も、働いているあいだ中は、
多くの人がずっとローンを返済し続けているのが現実ではないでしょうか。
もし、少しでも早く住宅の購入をし、自分が働いているあいだに、
自分の人生を楽しむ為の時間と金銭的な余裕があったなら、どんな人生が送れるでしょう?
もし、住宅を購入する際に、もっと賢い選択ができたなら?
- 自分の人生の喜びを思い出そう
人生のライフイベントは度々訪れます。
その場その場の選択を考えるよりも、長い目で自分の人生を考え、
どう生きたいのだろう?どう在りたいのかな?と、問いかけてみませんか。
自分の人生のゴールは、無事に住宅ローンを完済することなのか?
定年まで勤め上げることなのか?
何事も無く子育てを終えることなのか?
本当に、それらを叶えることが本来願った生き方なのか?
そう問いかけて、忘れていた自分の人生の喜びを思い出してほしいのです。
日々の中に自分を基準にした喜びを持って生きる。家族でも世間でもない自分基準の喜び。
それをわからなくしているのは何でしょう?
何が難しくさせてしまったのでしょう?
自分の喜びや幸せは、本当はものすごく大切で、とてもシンプルなもの。
そして、当たり前に願って良いもの。
喜びのために生きることが、生まれて来た本来の目的だと思うのです。
それを求める為の時間や努力を、もっとしても良いと思うのです。
みんな幸せになる為に生まれて来たのですから。
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
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ローン2015/12/29