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コロナ禍における繁忙期の総括から見る これからの賃貸市場への傾向と対策

2021/06/28

繁忙期の結果について

コロナ禍での繁忙期(1~3月)が終わりました。繁忙期の総括から見る、これからの賃貸市場への影響と対策について、整理してみました。今一度、今後の対策を考える機会にして頂ければ幸いです。

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①新規で部屋探しをするお客様の減少
・学生、法人、外国人需要などの減少がありました。
・外出を控え、引っ越しを控え、現状住まいに留まる傾向がありました。
②入居者(親族含)の所得減少
・景気低迷から入居者の所得が減少する傾向がありました。
・家賃滞納微増、生活困窮者の需要が増加傾向です。
③不要・不急の外出、接触を控える傾向
・居住時間が長くなり、お客様対応においての非接触(オンライン)対応数が増えています。
④繁忙期でも入居率が上がらない
・退去せず留まる方が多くなったが、新規契約がそれ以上に減少しているため、入居率は減少する傾向です。
⑤新たな入居者層の出現
・都心回避客(コロナ感染回避)、高齢者層(賃貸業界での新たな取組)増加傾向にあります。

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これからの賃貸市場の傾向と対策について

①コロナ禍における補助金・給付金対策、賃貸管理業者登録制度、民法改正、各種災害 (地震、豪雨)などに合わせた賃貸経営対策が必要になります。
②コロナ禍で増加する、新顧客層(生活困窮者、高齢者等)への受入も考慮して下さい。
③コロナ禍に合わせた、必要な新設備(ネット無料、宅配BOX、防犯カメラ等)活用による物件価値向上対策を考えてください。
④非接触型賃貸仲介へのニーズが急増する中で、それらを活用できる、賃貸仲介店舗・管理会社との連携を考えてください。
⑤常に、ご自身の資産状況(キャッシュフロー、税金、借入返済)の把握を行い、問題点を考慮して、次なる資産対策へと進める機会にしてください。
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新型コロナウイルスは、変異型が進行するなど、まだまだ予断を許さない状態が続きます。しかしながら、賃貸経営においては、現状をしっかり把握して、今後を予測し、各種対策を打ち続けなければいけません。最終的には、対策が出来るオーナー様と、出来ないオーナー様で大きな差が出ると考えられます。ぜひ、対策が出来るオーナー様を目指していきましょう。

 

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▼『フィット賃貸経営通信』6月号より
毎月フィットの賃貸オーナーの皆様には『フィット賃貸通信』をお送りしております。
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2021/06/28

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