Trick your brain! 大脳をだますのが、欲しいものを手に入れるコツ !!
2016/07/23
- Trick your brain ! 「すでにそうなった」とイメージしてみよう
こんにちは。株式会社フィット「投資の窓口」編集部です。
元世界銀行人事カウンセラーの中野裕弓さんは、著書の中で、以下のように書いています。
大脳の皮質の一部は、それが実際に起こっていることなのか、ヴァーチャル・リアリティー、つまり想像しているだけのものなのか、区別がつけられないそうです。
欲しいものを手に入れたければ、「実力がつくまで」などと悠長なことを言わずに、「すでにそうなった」とイメージするだけで良い。
すると(大脳はそれが現実か想像かがわからないため)やがて私たち人間の持つ不思議な力は、その現実を、実際に作り出してくれるというのです!
(参考:中野裕弓 著『世界でいちばん自分を愛して』日本文芸社)
- 「望む」態度で考えないことがコツ!
ベン・スイートランド氏は、著書『自己を生かす―私はできる』の中で、「欲するものを手に入れる」ポイントを次のように説明しています。
「望む」態度でそれを考えないことだ。
―「望む」ということは消極的なものである。なぜならそのことは、あなたがそれを持っていないことを表すのみならず、それが手に入ることを期待もしていないことを意味するからである。もしそうでなければ、あなたはなにもそれを「望む」必要はないのだから。
…つまり、手に入れるのが当たり前のものを、わざわざ「望む」ことはしない、という意味です。
力んで必死に願ったり切望するのとは、真逆の気楽さ、「タッチの軽さ」のようなものが、欲しいものを手にいれるコツだと言っているのですね。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、次のような印象的なシーンがあります。
ジェダイの素質を持つレイというヒロインの少女が、心の力「フォース」を用いて、敵の心に働きかけて拘束具を外させるシーンです。
最初の二回は力が入り過ぎたのか、微妙にうまくいきません。でも、最後に、ふと気付いたように「フッと力を抜いて」さらに「それが当たり前」という態度で「この拘束具を外し ドアを開けて離れなさい」と命じると、成功するのです。
「すでにそうなった」とイメージするのは、ひょっとすると、こういう「感じ」に象徴可能なものなのかもしれません。
(参考:B・スイートランド著『自己を生かす―私はできる』創元社)
- 聖書にも同じようなことが書かれている
古くは聖書にも、次のような記述があります。
「(前略)なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。」(マルコよる福音書 11.24)
例えばお金が欲しいなら、もうそれが自分のものとしてすでに手に入って手元にあるものとして、予め、そのお金のありとあらゆる賢明な使い途を考えておく。
するとその意識が、その通りの現実を創る!というわけです。
不思議としか言いようがないと思えるかもしれませんが、これが人間の心の力、潜在意識の力だと言うのです。
こういったことが起こる仕組みは、成功哲学において、しばしばジョセフ・マーフィー博士が述べている、次のような原理によります。
「先に結果を見てしまえば、それを達成する方法も手段も含めた実現へのすべての過程を、祈ったことになる。」
ひょっとすると、お金をどうやって手に入れるか? と頭を悩ませるよりも、途中のプロセスをヒョイッと一足飛びに飛び越えさせてくれる。
そんな、よりスムースで効率の良いやり方があるのかもしれませんね。
(参考:ジョセフ・マーフィー著『眠りながら成功する』産能大学出版部)
文/株式会社フィット「投資の窓口」編集部
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潜在意識2016/07/23